今回は勉強習慣シリーズのPART3、「勉強計画の立て方」について解説していきます!
かなり実践的な内容になるのでブックマークをして繰り返し確認しながら、ご自身の計画を立ててみてください!
勉強を習慣化する上でこの計画を上手くできていないと、結局最初の1週間で面倒くさくなって計画が頓挫してしまいます。
私自身がこれまで大学受験、資格試験、就職活動、テスト勉強など数々の勉強やタスクを経験してきた中で、重要だと思うポイントをピックアップしています。
また、塾講師、家庭教師として数十名の生徒の勉強法を見てきたからこそわかる計画が頓挫しやすいポイントも説明していきますので最後まで読んでいただけると嬉しいです!
目標を決めて、リサーチを行う。
資格試験や受験なら
試験の公式サイトで試験の概要を調べる。
- 試験範囲
- 頻出範囲、重要論点
- 合格点、平均点
- 各大問の目標点
- 日程
これらの基本的な情報をまずメモしておきましょう。
学校の定期テストなら、学校の先生に聞いたり配られた手紙などを確認しておきましょう。
目標の設定ですが、具体的な数字で目標を定めるべきなので
「英語を頑張る」と言った曖昧な目標でなく、資格試験や受験、定期試験のような目標を設定するのが良いでしょう。
目標が具体的であればあるほど人は言い訳ができなくなります。
曖昧な目標設定をした人の場合
「英語を頑張る」という目標を設定した場合、週に1回勉強しただけでも前より成長してるな。よく頑張ったな、などというふうに自分に言い訳をしてしまいます。
その一方で、
具体的な目標を設定した人の場合
「2ヶ月後の期末試験で英語で学年30位以内に入る」という目標を設定したとします。
この場合、期限も目標の数値もかなり具体的なため自分の匙加減で言い訳はできません。
言い訳ができないのでやるしかないのです。
具体的に目標を立てるメリットは言い訳ができない以外にも、目標への道のり、やらなきゃいけないステップが明確になるというものもあります。
ブログ記事などで合格までの道のりを調べる。
- 必要な勉強の時間
- おすすめの参考書
- 重要論点はどこか?
- 点の取りやすい論点はどこか
まとめサイトやブログの検索は一つの媒体ではなく、5、6個のサイトを比較してみてどの記事にも書かれている共通する内容から信頼すること。
(たまに自分が上手く行っただけの勉強法を書いている人がいるからです。)
AとBとCという勉強法を行なった結果成功したという場合、人は大抵自分の思い入れのある勉強法だけをピックアップして、Bのおかげで成功しました!という風にいうことが多いです。本当は効果があったのはAかもしれないのに。
また、人と違う勉強法を書くことで自己陶酔に浸るような人も多いので、
勉強法に関しては多くの記事で触れられているような無難な勉強法や参考書を選ぶようにしましょう!
自分の1週間、1ヶ月、3ヶ月のスケジュールをできる限り細かく把握する。
試験日までのスケジュールを徹底的に把握しよう
ここまでできたら次にやることはまず、カレンダーもしくはカレンダーアプリを開くことです。
目標の期限当日までのスケジュールを全て把握します。
- 何曜日の何時まで授業があるのか
- 部活は何曜日にあるのか、何時に帰れるのか
- 部活の試合がこの日とこの日にあって、この大会に勝った場合はこの日も試合になる。
- 習い事は何曜日の何時まであるのか
- 塾は何曜日の何時まであるのか
- バイトはいつなのか
- 友達と遊びに行く日は何日なのか、何時までなのか
- 飲み会はいつあるのか
などなどとにかく徹底的に把握します。
把握する順番としては、
- 毎日あるタスク(学校の授業、仕事など)
- 毎週あるタスク(部活、習い事、塾、アルバイトなど)
- 毎月あるタスク(美容院など)
- 不定期のイベント(友達との遊び、食事、飲み会、残業など)
上から確実性の高いイベントで、下に行くほど不確実性が増します。
確実にあるタスクに勉強時間を被せて計画するのは論外なので、まず排除していきましょう。
ここで、スケジュールを把握する目的は、
勉強の障壁になる、計画が破綻しそうなイベントを事前に把握しておいて、事前に対策を立てておくことです!
やる気の問題で計画が破綻するのは、またモチベーションなど別の問題がありますが
意外と気をつけないといけないのは、このやる気はあったのに何かしらの予定で計画が破綻してしまってその後負のループに陥ってしまったというような状況です。
これを防ぐために、事前に把握しておきましょう。
例えば、
- この日は試合があるから次の日の朝は疲れて遅く起きそうだな。
- じゃあいつもやっている朝の勉強はできなそうだ
- じゃあ、この日は遊びの予定を入れないで昼ごはんを食べてから2時間いつもの勉強の時間を確保しよう
- じゃあいつもやっている朝の勉強はできなそうだ
と言った感じです。
(
言葉で言うと簡単そうですが、全ての予定に対して細かく把握するのは最初のうちは難しいです。
今後、コーチングのサービスもリリース予定ですので二人三脚で一緒に勉強習慣を身につけていきたいと思っています!)
私が簿記の勉強をしていた時の実際のスケジュール表を公開
これは私が10日間で簿記2級に合格した時の二週間のスケジュールです。
毎日バイトや遊びの予定が入っていても、うまく計画を立てることで目標を達成できるのです。
この一週間はとにかく、例外を作らないというのを意識して計画を実行していました。どんなに忙しくても、疲れていても決めた計画は必ず実行するということです。
この例外を作らないという部分を次の節でご説明します。
無理な計画は立てない代わりに、絶対に例外を作らない。
この例外を作らないと言うのはどのレベルの話でしょうか。
具体的に言うと、ディズニーでも海外旅行でも例外なく計画は実行しましょう。
「この日は仕方なかった」という甘い考えでは、勉強習慣を身につけることはできません。
何も高いハードルを課す必要はありません。
最初のうちは1日10分でもいいのでとにかく例外を作らずに決めたタスクを確実にこなしていきましょう。
長々と説明してきましたが、この「例外を作らない」というのが何よりも大事です。
これ多くの人が実行できないのです。
海外旅行が前日に決まることはありますか?
ないですよね。
かなり前から海外旅行があることは決まっていたはずです、だったらそれも事前に対策を打っておきましょう。
テキストを持っていくのが面倒なら嵩張るなら、数日分の暗記範囲を事前にスマホで写真を撮って移動中に10分間目を通すというだけでも大丈夫です!
例外を作らないためのコツ6選
一つの画像にまとめたので、ぜひ保存していつでも見れるようにしておいてください!
どうしてもサボりたくなったら、3分やりましょう。
3分くらいならできるはずです。
ただし以下の状況だけは例外とします。
- 失恋した日
- 不幸があった日
- 病気の時
- 大きな怪我をした時
- (擦り傷などは例外ではない。つばでもつけて机に向かえ!)
それ以外の時はどんなにサボりたくても、面倒くさくても、苦しい時も最低限をこなしましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今日はかなり熱く勉強計画の立て方についてお話ししていきました。
もちろん簡単なことではないと思います。
頭ではわかっていてもそう簡単に実行できないのが人間です。
あえて厳しい書き方をこの記事ではしていますが、できなかったからといってダメというわけでは全くないです。
ただ一歩一歩弱い自分を見つめ直して一生モノの勉強習慣を身につけていきましょう!
今頑張れば一生学び続け、成長し続けることができます!
一緒に頑張っていきましょう!