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中高生が家庭教師を選ぶメリットは?慶應卒エンジニアが集団の学習塾と比較しながら徹底解説!

はじめに

 

こんにちは!ともや先生と申します

 

 

本日は大学時代に塾講師を1年半、家庭教師を3年半経験し、その両者を理解している立場で、

「家庭教師」を雇うメリットとデメリットを塾との比較の上で徹底解説いたします!

 

多くの方は

  • 個別指導か、そうでないか、
  • 家でやるのか、塾でやるのか

ぐらいの違いだと考えている方が多いと思いますが、家庭教師にはそれ以上のメリットがあるということをこの記事でお伝えしたいと思います!

 

正直に申し上げますと、

何も考えずに「とりあえず塾」というのは非常に勿体無いですし、逆にデメリットを知らずに家庭教師に申し込むのも非常に危ないです。

 

そのため、本記事を最後まで読んでいただきその上で比較検討をしていただければと思います!

 

 

そもそも家庭教師と塾は何が違うの?

 

家庭教師と塾の違いは何点かあるのですが、こちらの表に簡単にまとめてみました。

 

 

一つずつ解説していきます!

1. レッスン料

こちらは塾によっても異なりますし、家庭教師によっても異なるので一概には言えませんが大体これくらいの料金になっています。

レッスン料は安ければ安いほど講師の給与が低くなるため授業準備に多くの時間を割くモチベーションが低くなるため、授業の質が低下する恐れがあります。

これは塾であれ、家庭教師であれ同じです。

そのため、塾であれば多少高くても大手、家庭教師であれば東大生や慶應生などの高時給で優秀な学生やプロ家庭教師に依頼することをお勧めします!

 

もう一度言いますが、安ければいいということはないです。

 

2. 授業形式

塾では集団授業が主流である一方で、家庭教師は個別指導が基本です。というか個別指導しかありません。

家庭教師とは異なり、塾には他にも勉強している生徒がいるのでモチベーションには繋がりやすいというメリットがあります。

塾に行けば友達に会えるので、勉強へのハードルも低いと思います。

 

3. 講師を選択できるか否か

 

こちらは大きなポイントだと思います。

家庭教師の〇〇などの仲介業者では選べない可能性が高いですが、個人契約であれば東大生や慶應生、医学部生などの家庭教師の掲示板が存在するため講師の質を自分で選ぶことができます。

相場は

  • 慶應生が2500円~4000円
  • 東大生が3000円〜5000円(場合によっては1万を超えることも)
  • 医学部生はピンキリ
    • 相場は慶應、東大と変わらない。
    • 慶應医学部や東大医学部になると最低でも5000円高くて1万円の場合も

私が思う何よりのメリットは、

実際に東京大学や慶應義塾大学に合格したロールモデルとなる先生を身近に置くことができるという点だと思います。

実際に、それらの大学に合格するためにどういう勉強をしていたのかやマインドセットなどの勉強以外の部分も学ぶことができます。

単純に先生を雇うというのとは訳が違うと思います。

 

 

その一方塾は、講師を選択することはできません。

「塾は社会人講師が中心で家庭教師よりも講師の質が高い」と考えている保護者様は多いと思いますが、実はそれは正しくはありません。

私自身、某最大手の受験塾で講師をしていましたが講師のほとんどは大学生でしたし、慶應生も私一人でした。もちろん塾によって異なるとは思いますが、慶應生や東大生は塾よりも遥かに稼げる家庭教師をやることが多いのでボリューム層はMARCHの学生という塾は多いと思います。

 

ただこの後説明する授業の質という部分では、一概に塾が悪いとは言えないですしむしろいいところも沢山あります。

 

4. 授業の質

 

家庭教師は自分で指導カリキュラムを用意しています。

そのため、指導歴が数年で指導人数が十人以上という講師であればかなり質の高い授業になりますが、大学1年生の指導歴0の家庭教師となれば授業の質はあまり高くないかもしれません。

 

その一方で、塾では全国共通の指導カリキュラムと教材が用意されているため講師ごとに授業の質はそこまでばらつきがありません。

安定しているのが塾の良さです。

めちゃくちゃわかりやすい講師を選べるわけではない代わりに質の低い授業というのもないと思います。

私が教えていた塾でも講師は模擬授業という授業の練習を行う研修があったり、塾のトップ講師による授業研修会なども任意ではありますがありました。

失敗をしたくないなら、塾がお勧めです。

 

 

5.  指導領域の広さ

 

指導領域という言葉はわかりづらいですが、

要は授業だけを教えてくれるのか、苦手な部分の分析やそれに基づいた個別の授業カリキュラムの設定、モチベーション維持などのオプションまで付いてくるのかという点です。

 

先ほど申し上げた塾のメリットの裏返しにはなりますが、

塾では全ての人に共通のカリキュラムを提示することで授業の質は安定しています。ただ個別の課題に対処して授業を組んでくれるわけではないので、勉強が苦手な生徒や理解がゆっくりの生徒には向いていない場合が多いです。

逆に優秀すぎる生徒にも向いていません。

いい意味で平均的な指導カリキュラムなのです。

 

その一方で、家庭教師は一対一の個別指導なので生徒一人一人に合ったペースでメリハリをつけて指導してくれます。

例えば、

  • 「この子はここを完璧に理解しているから今回は飛ばそう」
  • 「ここは特に苦手なところだから来週もやろう」
  • 「この子は英単語が苦手だから英単語プリントを作って対策しよう」

といったような感じです。

 

これは集団塾ではありえません。

今回の範囲があまり理解できなくても、次週には次の範囲に入っています。

今回の範囲が簡単でも、飛ばすことはできません。

中学2年生の時に中1の範囲をもう一度復習したくても自分でやるしかないです。

 

こういった部分が家庭教師の最大の特徴だと思います。

 

またこれは先生によって違いますが、

私の場合はLINEやメールなどで親御さんとやりとりをさせていただくことが多かったので、モチベーション維持やテスト期間の質問対応なども行っていました。

生徒側と講師側の合意があれば、このように自由に授業をカスタマイズできるのが家庭教師のメリットです。

 

まとめ

最後にこれまでお話しした塾と家庭教師のメリットをまとめてみました。

塾のメリット

  • 授業の質が安定している
  • 教材が用意されている
  • 他の生徒もいるのでモチベーションになる。
  • 多くの生徒に適した授業プラン

 

家庭教師のメリット

  • 質の高い講師を選ぶことができる。
  • 生徒にあった個別の授業カリキュラムを組んでもらえる。
  • 現役東大生や慶應生などのロールモデルを近くに持つことができる。
  • 講師によってはLINEでの質問対応などもしてくれる。

 

 

いかがだったでしょうか。

塾も家庭教師も一長一短ですので、ご自身に合った方を選択されてみてください!