はじめに
春から中学校、高校、高等専門学校に進学・進級される学生の皆さん。
おめでとうございます。🌸
こんにちは。ともや先生と申します。
今回は中高一貫校から慶應大学に進学した私の体験をもとに、
早慶以上の大学に合格する学生の中高6年間の英語学習のモデルケースについてお話しできればと思います。
あくまで一つの目安としてご活用ください。
目標としているレベル
大学受験で早慶の上位学部(法、経、政経、理工)、東京一工、医学部に現役で合格したい方
本記事の中高一貫校のモデル
基準として、私の中高は早慶140名以上、東京一工20名以上、医学部60名以上といったレベルの私立の中高一貫校です。
この学校の学生の英語学習のペースをもとにお話ししていきます。
全国的にみたらかなりレベルの高い学校だとは思いますが、
この学校の英語の深度を中心にお話しする理由は、
難関大を受験される皆さんはご自身の学校のレベルなど関係なくこのような学校の学生たちと戦う必要があるのです。
ご自身の状況に合わせて、もう少し早いペースで学ぶのか、遅く勉強するのかを決めるのがいいと思います。
中学校入学前
周りの優秀な学生は英検3級や準2級を取得していました。
しかし正直大学入試時点ではその差は埋まっていることが多いので特に勉強をしていないくても問題ないと思います。
考えられる理由としては正直言って理解力が小学生と高校生では大きく異なるので、時間をかけて小学校の時に学ぶくらいなら周囲と同様に中学入学時点から始めればいいと思います。
※インターナショナルスクールのように幼少期からガチで取り組むならばまた話は別です。
中学生
英検を基準に申し上げれば、
中学1年生→最低でも英検4級、できれば英検3級に合格したい。
中学2年生→3級に受かっていない人は合格を目指す。3級と準2級はレベルが一気に上がるので合格できなくても大丈夫。
中学3年生→東大、早慶、医学部に合格した人たちは最低でも準2級に合格。秋の時点で2級に合格する生徒も多数。
※私自身は中学3年生では準2級が限界でした。
といったイメージです。
あくまで目安であり、受かっていないからといって上記の大学に受からないというわけでは全くないです。
それでは次に高校の進度を見ていきましょう。
高校生
高校1年生→英検2級に合格。
高校2年生→最後の青春を謳歌する。できれば英検準1級にチャレンジ。(受からなくても良い。)
高校3年生→ここが重要で、高3の5月の第1回で英検準1級に受かっているかどうかで早慶以上の現役合格率が大きく異なっていた印象です。
特に私立文系を目指している学生は英語が合格を左右する一方で社会が(早稲田なら国語も)かなり高い上に学習にかなり時間がかかります。そのため大学受験開始時点ですでに高い英語力を保有しているとかなり有利になるでしょう。
この段階で合格レベルに達していない人はかなり焦って勉強した方がいいです。
河合塾の全統記述模試でいうと偏差値70以上といったところでしょうか。
もちろんこの時期にこのレベルに達していなかったからと言って諦める必要は全くないし、全然合格も可能です。ただ、少し遅れているくらいの気持ちで全力で頑張っていきましょう。
中には夏明けに勉強を始めて合格する方もいるので諦めずに頑張りましょう。
おわりに
今回は難関の私立の中高一貫校の英語の学習スピードを解説していきました。
もちろん必ずしもこのペースで勉強をしなきゃいけないわけではありません。
人によっては部活動や課外活動で忙しい方もいらっしゃるとおもいます。
しかし、こういうペースで学習を進めてきた学生と大学受験の時には戦わなくてはいけないということを頭に入れていただくだけでも今回の記事を読んでいただいた意味はあるかもしれません。
今回は英検を基準にして解説しましたが今後、
- 早慶合格のための英語勉強法
- 社会人になっても使える英単語の勉強法
- TOEIC 900点取得する勉強法
- つまずきやすい英文法徹底解説
- 早慶合格を確実にする一冊
などさまざまな発信をしてまいります。
ぜひ今後も愛読いただきたいと思います。
少しでも参考になったと感じていただけたら、コメント・共有もよろしくお願いいたします!